近年、YouTubeなどの動画配信プラットフォームで、オンラインパチンコのプレイ動画を配信する人が増えています。自宅にいながら、パチンコやパチスロの臨場感を楽しめるとして、視聴者からの人気を集めている一方で、その合法性について疑問の声も上がっています。
オンラインパチンコの配信は「賭博」にあたる可能性も
結論から言うと、オンラインパチンコの配信は、その内容や状況によっては**「賭博」にあたる可能性**があり、違法と判断されるケースがあります。
ここでいう「賭博」とは、刑法185条に規定されているもので、金銭を賭けて偶然の勝敗を争う行為を指します。
オンラインパチンコの配信が「賭博」とみなされる主なケースは以下の通りです。
- 視聴者参加型の配信:
- 配信者が視聴者から金銭を受け取り、そのお金を賭けてパチンコをプレイする。
- 視聴者の指示で機種を選択したり、プレイ方法を変えるなど、視聴者の関与が大きい場合。
- 視聴者への還元(賞金やプレゼント)を行う場合。
- 有料コンテンツ配信:
- 配信者が、オンラインパチンコのプレイ動画を視聴させる代わりに、視聴者から料金を徴収する。
- メンバーシップ限定で、より詳細な攻略情報や特別なプレイ動画を提供する。
- アフィリエイトや広告収入:
- オンラインパチンコサイトへの誘導を目的とした動画を配信し、アフィリエイト収入を得る。
- オンラインパチンコサイトの広告を動画内に掲載する。
これらのケースでは、配信者と視聴者の間で金銭のやり取りが発生し、その結果として利益を得ているため、賭博罪に該当するリスクが高くなります。
違法とみなされる可能性があるその他のケース
- 無許可の映像利用:
- パチンコメーカーの著作権を侵害した映像(実機映像など)を無断で使用する。
- パチンコ店内の映像を無断で撮影し、配信する。
- 著作権侵害:
- ゲーム内の音楽やキャラクターなどを無断で使用する。
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)違反:
- パチンコ店の営業を妨害するような行為をする。
- オンラインパチンコが風俗営業に該当する場合、許可なく営業することは違法。
オンラインパチンコの配信をする際の注意点
オンラインパチンコの配信を検討する際は、以下の点に注意しましょう。
- 賭博行為に該当しないか確認する:
- 視聴者との金銭のやり取りを伴う配信は避ける。
- 視聴者の指示でプレイするのではなく、あくまでも自己責任でプレイする。
- 著作権を侵害しない:
- 映像や音楽などを無断で使用しない。
- 著作権フリーの素材を利用する。
- 法律を遵守する:
- 風営法などの関連法規を遵守する。
- 不明な点があれば、専門家(弁護士など)に相談する。
- 健全な配信を心がける:
- 視聴者に誤った情報を与えない。
- ギャンブル依存症を助長するような内容を配信しない。
まとめ:安易な配信は危険! 法的リスクを理解しよう
オンラインパチンコの配信は、一見するとエンターテイメントのように見えますが、安易な気持ちで配信すると、思わぬ法的トラブルに巻き込まれる可能性があります。
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